ポート衛研では、さまざまな施工サービスを行っております。
このページでは、当社が対応している主な施工内容をご紹介いたします。
お住まいや施設の衛生環境を守るために、豊富な経験と専門知識をもとに、最適な対策を
ご提案・実施しております。
「こんなこともお願いできるの?」というご相談も、お気軽にお寄せください。
主な施工内容
- ハトなどの防鳥対策(ネット設置・忌避対策など)
- ゴミ処分・清掃・消毒作業
- 害虫駆除(ゴキブリ・ムカデ・ダニ・ハチなど)
- 害獣対策(ネズミ・ハクビシン等)
- 不用品回収
- 定期点検・予防措置
旧摩耶観光ホテルにてハチの巣駆除作業を行いました
(摩耶山再生の会協力)
📍施工場所:旧摩耶観光ホテル(神戸市灘区)
今回は、神戸・摩耶山にある旧摩耶観光ホテルにて、キイロスズメバチの巣(直径約15㎝)の駆除作業を実施しました。
ご依頼主は、摩耶山の歴史・自然・文化を守り育てる市民団体「摩耶山再生の会」様。
同会では定期的に建物の安全確認や環境整備を行っており、今回はその一環として、建物内部にできたハチの巣の撤去をご依頼いただきました。


📸 施工写真と解説
▼ 巣の位置を確認(施工前)


天井の劣化部分の奥に、キイロスズメバチの巣が形成され始めていました。
建物内部ということもあり、早期対応が必要なケースです。
▼ 駆除後の巣(断面)

駆除後に分解した巣の内部です。まだ小型ながらも、
働きバチ・幼虫・蛹がしっかり発育している状態でした。
活動が始まっていたため、放置すれば被害が拡大していた可能性も。
▼ 巣の外観(取り出し後)

特徴的な渦模様があるのがキイロスズメバチの巣の特徴。
このような巣が天井裏や屋根下などに突然現れます。
🐝 キイロスズメバチの危険性
キイロスズメバチは攻撃性が非常に強く、巣に近づいただけで襲ってくることもある危険な害虫です。
また、都市部にも出現しやすく、夏〜秋にかけて急速に巣が成長します。
特に人の出入りがある施設や住宅では、小さいうちに駆除するのが最も安全です。
✅ ポート衛研の対応力
ポート衛研では、神戸市内を中心に
ハチ・シロアリ・ネズミ・ハトなどの害虫・害鳥対策を専門施工しています。
- 状況に応じた迅速な現地調査と見積対応
- 防護・消毒を含めた総合的な施工プラン
📞 お問い合わせはこちら!
害虫・害鳥でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
📍 電話番号:[078-575-6401]
📩 メール・フォーム:[https://port-eiken.jp/]
◆ 地域との関わりを大切に
弊社では、単なる駆除作業にとどまらず、
地域の文化・環境保全を支えるパートナーとしての姿勢を大切にしています。
今回のように、地域の価値ある建物や自然環境の維持に関わる案件には、今後も積極的に取り組んでまいります。
🌿摩耶山再生の会とは?
この施工をご依頼いただいた「摩耶山再生の会」様は、
摩耶山に関わる自然・文化・歴史的建築物の保全と活用を進めている市民団体です。
旧摩耶観光ホテルをはじめ、山上の美しい景観と貴重な建物の価値を後世に伝えるため、
日々整備やイベント活動を行っておられます。
🌿 活動内容の一例
- リュックサックマーケット
リュック一つで誰でも出店できる“山上フリマ”を毎月開催 - 森の整備ワークショップ
登山道の整備や間伐、自然観察などを地域ぐるみで実施 - 文化財的価値のある建物の保存活動
旧摩耶観光ホテルなどを保全し、ガイドウォークや講座も開催 - 情報発信・地域交流
季刊「マヤ暦」の発行、山上カフェや音楽イベントも企画中!
里山を“支える”ということ
摩耶山の魅力は、景色の美しさだけでなく、
人の手で守られ、育てられている温もりにあります。
今回のハチの巣駆除のように、目立たない作業こそが、山の安全を支える根っこ。
摩耶山再生の会は、そんな“影の仕事”にも丁寧に取り組んでいます。
最後に
もし、摩耶山を訪れることがあれば、
その裏側で汗をかく人たちの存在にも、少しだけ思いを馳せてもらえたら嬉しいです。
そして、興味を持った方はぜひ一度、摩耶山再生の会の活動に参加してみてください!
👉 詳しくはこちら:摩耶山ポータルサイト
🏨 旧摩耶観光ホテルとは?
- 竣工:1930年(昭和5年)
- 設計者:川元良一(当時の鉄道省建築技師)
- 場所:神戸市灘区・摩耶山上(標高約700m)
- 建物構造:鉄筋コンクリート造 地上3階/地下1階(当時としては斬新)
- 様式:アール・デコ調のモダン建築
🏯 特徴と歴史
- 摩耶ケーブルやロープウェーを使って山頂まで登り、
山上で宿泊・レストラン・社交ができるリゾート型の山岳ホテルとして人気を博しました。 - 当時は「空のホテル」「天空のホテル」とも呼ばれ、
夜景や星空を楽しむために神戸の社交界・文化人が集ったといわれています。 - 太平洋戦争中に閉館・軍に接収され、戦後は寮や保養所として使われたのち、長く放置されていました。
🏛️ 現在の状況
- 長年にわたり廃墟状態に近い姿でしたが、近年は保存と再活用の声が高まり、
「摩耶山再生の会」などの市民団体が整備活動や見学会を実施しています。 - 登録有形文化財や近代建築としての価値が認められ、再生の機運が高まっています。
🏞 周辺環境
- 摩耶山山上は、六甲山系の中でも特に景観が美しく、
ホテル周辺には展望台・自然歩道・天上寺跡など見どころも多数。 - 現在も建物外観や一部内部が見学できる機会があり、写真撮影地としても人気です。
貴重な歴史建築や自然を守る活動の一端を担うことができ、たいへん光栄でした。
ポート衛研は、地域の文化や安全を支える施工をこれからも大切にしてまいります。
害虫・害鳥などのトラブルは、早期対応が何よりも大切です。お気軽にご連絡ください。


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