シロアリ駆除ってよく聞くけれど、いったい何するの?
わかりやすく解説

シロアリは土壌からあがって木材を食べるいきものです。

ですので、基本は地面とつながっている建物の基礎部分と土壌に

薬剤を撒くことでシロアリがあがってくるのを防ぐのです。

だいたい床下に潜っての作業となりますので、施工マンは大変ですが、

施工主がそれを見ることはできません。

①まず床下に入るために床下点検口からチェック。

キッチンや洗面所に床下収納庫があればそこから、

「そんなのないよ。」というお宅でも大丈夫!

和室の床板や押し入れ等の床をきり侵入口をつくります。

一度作った侵入口は一生使えますので、場所をよく覚えてください。

床下のおもな柱に薬剤を散布します。

床下で使われている木材全てに薬剤を散布します。

実際に被害が出ていない予防の場合→→→木材表面に薬剤を吹きかけます。

すでに被害が発生している場合→→→木材に穴を開け、被害の内部まで薬剤を注入します。

③ 木部に穴をあけて薬剤を注入します。

玄関や勝手口で、ドア枠の木材がコンクリートに埋まっている場合は、

その木部の根元に約4~6mm程度の穴をあけて、薬剤を注入します。

④床下の土に薬を撒きます。

土の部分にも薬剤をまきます。

床下をコンクリートで固めているお宅でも同様に撒く必要があります。


⑤ 玄関壁面に穴をあけて

玄関や勝手口の土間部分には、床下がありません。

(一段下がっているから。)

そのため壁面や、目地部分に4~6mmの穴をあけ、薬剤を注入します。

モルタル土間の場合も同様です。その後、モルタルにて穴は補修致します。

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