寒い朝、窓ガラスがびっしょり濡れていませんか?
それは「結露」が起きている証拠です。放っておくとカビやダニが発生し、健康にも建物にも悪影響を与えます。
今回は、神戸の気候に合わせた結露の原因と防止対策、そして湿気を減らす暮らしの工夫についてご紹介します。
結露はなぜ起こるの?
結露とは、空気中の水分(湿気)が冷たいものに触れて水滴になる現象です。
冬、神戸では外気温が5℃以下に下がることもあり、室内との温度差が大きくなるため、窓やサッシが冷やされて結露が起こりやすくなります。

例えば次のような状況で結露は発生します。
- 加湿器の使いすぎ
- 洗濯物の室内干し
- 調理や入浴時の蒸気
- 断熱性の低い窓・壁
こうした要因が重なると、室内の湿度が上がり、冷たい窓ガラスに触れた水蒸気が水滴になるのです。
結露がもたらす悪影響
結露は見た目の不快さだけでなく、住まいにも深刻な影響を与えます。
● カビ・ダニの発生
湿気が多い場所ではカビやダニが繁殖しやすく、アレルギーや喘息の原因にもなります。
特に北側の部屋や押入れの中など、日が当たりにくい場所は注意が必要です。
● 建物の劣化
窓枠や壁紙が濡れたままだと、木材や壁材が腐ったり変色したりします。
見えない壁の中まで湿気が入り込むと、断熱材が劣化し、さらに結露しやすい悪循環に。
● 嫌なニオイ
湿気がこもることで、カビ臭やジメッとした臭いが発生。
空気のこもった部屋では快適に過ごせません。
結露を防ぐ基本対策
① 換気をこまめに行う
湿気をためないためには「こまめな換気」が基本です。
朝起きたときや調理・入浴後など、1日2~3回は窓を開けて空気を入れ替えましょう。
風が通りにくい神戸の住宅地でも、対角線上に窓を開けると効果的です。
② 加湿のしすぎに注意
冬は乾燥対策も大切ですが、湿度が高すぎると結露の原因になります。
理想の室内湿度は40〜60%。湿度計を置いて管理しましょう。
③ 家具を壁から少し離す
タンスやソファを壁にぴったりつけていると、風が通らず湿気がこもります。
壁から5cmほど離すだけで空気が流れ、カビ予防になります。
④ 結露防止シートや断熱フィルムを貼る
ホームセンターで簡単に手に入る結露防止シートや断熱フィルムは、窓の冷たさを和らげてくれます。
特に北側の窓に貼ると効果的です。
⑤ 結露ができたらすぐ拭き取る
完全に防ぐのは難しいため、水滴を見つけたら放置せず拭き取りを。
雑巾やキッチンペーパーで軽く押さえるように拭くと跡が残りにくいです。
神戸の気候と結露の関係
神戸は、海と山に囲まれた地形のため「冬は冷え込みやすく湿気がこもりやすい」地域です。
特に沿岸部では風が強い反面、住宅が密集している地域では風通しが悪く、結露が発生しやすい傾向にあります。
マンションなどの鉄筋コンクリート住宅では、外壁が冷えにくいため一見結露しにくそうですが、
実は窓際や北側の部屋に湿気が溜まりやすく注意が必要です。
根本から改善する「断熱リフォーム」
毎日拭いても追いつかないほどの結露には、断熱性能の改善が効果的です。
● 内窓(二重窓)の設置
今ある窓の内側にもう1枚窓を設置するだけで、外の冷気をシャットアウト。
空気層ができることで結露を大幅に軽減します。
神戸市でも人気のリフォームで、省エネ効果や防音性も高まります。

● 高断熱サッシや複層ガラスへの交換
古いアルミサッシを樹脂サッシに変える、または複層ガラスに交換すると、冷え込みを抑え結露を根本から防げます。
● 国の補助金制度を活用
「先進的窓リノベ2025事業」など、窓の断熱リフォームを対象とした補助金制度もあります。
神戸市でも対象工事を行えば補助金を受けられる可能性がありますので、業者に相談してみましょう。
毎日のちょっとした工夫で湿気を減らす
- 調理中は必ず換気扇をON
- 入浴後はドアを閉めて浴室換気
- 室内干しの際は除湿機を併用
- カーテンを閉めすぎず、空気を通す
こうした小さな工夫を積み重ねることで、カビや湿気の悩みを大幅に減らせます。
まとめ
結露は「湿気」「温度差」「断熱性」のバランスが崩れることで起こります。
放置すると健康被害や建物の劣化にもつながるため、早めの対策が大切です。
神戸のように寒暖差と湿気が共存する地域では、
日々の換気と断熱の見直しで、快適な暮らしが長く続きます。
住まいの快適さは、毎日の小さな工夫から。
結露を防いで、カビや湿気のない健康的な住まいを目指しましょう。
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