省エネ住宅の基本!断熱と気密の違いを知ろう

「省エネ住宅」という言葉をよく耳にするようになりましたが、その基本となるのが断熱気密です。
この2つは似ているようで役割がまったく異なり、どちらが欠けても快適で省エネな住まいは実現できません。

本記事では、断熱と気密の違いをわかりやすく解説し、なぜ両方が重要なのか、住まいの快適性や光熱費、健康にどのような影響を与えるのかを詳しくご紹介します。


省エネ住宅とは?

省エネ住宅とは、冷暖房などに使うエネルギーをできるだけ抑えながら、快適な室内環境を保てる住宅のことです。
断熱性・気密性を高めることで、外の暑さや寒さの影響を受けにくくなり、冷暖房効率が大幅に向上します。

結果として、

  • 光熱費の削減
  • 室内温度の安定
  • 結露やカビの抑制
  • 健康への良い影響

といった多くのメリットが得られます。


断熱とは何か?

断熱の役割

断熱とは、外の熱を室内に伝えにくくし、室内の快適な温度を逃がさないことを目的とした性能です。

夏は外の暑さを遮り、冬は室内の暖かさを外に逃がさないことで、一年を通して快適な環境を保ちます。

断熱が必要な場所

住宅では主に以下の部分で断熱対策が行われます。

  • 窓・サッシ
  • 天井・屋根

特に窓は熱の出入りが最も多い場所で、住宅全体の熱損失の約5割が窓からと言われています。


気密とは何か?

気密の役割

気密とは、住宅のすき間をできるだけ少なくすることを指します。
すき間が多いと、せっかく断熱していても外気が入り込み、室内の空気が外へ逃げてしまいます。

つまり、気密は「断熱の効果を最大限に活かすための性能」と言えます。

気密が低い住宅の問題点

  • すき間風が入る
  • 冷暖房が効きにくい
  • 室内温度にムラが出る
  • 結露が発生しやすい

古い住宅で「暖房をつけても寒い」と感じる原因の多くは、気密不足です。


断熱と気密の違いを簡単に説明すると

項目断熱気密
役割熱を伝えにくくする空気の出入りを防ぐ
主な対策断熱材・断熱窓すき間処理・施工精度
効果室温を保つ断熱効果を高める

どちらか一方だけでは不十分で、断熱+気密の両立が省エネ住宅の基本です。


断熱と気密が不十分だとどうなる?

断熱・気密が不十分な住宅では、次のような問題が起こりやすくなります。

  • 冬に窓や壁が冷えて結露が発生
  • カビやダニが増え、健康被害の原因に
  • 冷暖房費がかさむ
  • 建物の劣化が早まる

特に結露は、住宅寿命を縮める大きな原因の一つです。


省エネ住宅が健康に与える影響

断熱・気密性の高い住宅は、室内温度差が少なくなります。
これにより、

  • ヒートショックのリスク軽減
  • 冷え性の改善
  • アレルギー対策

など、住む人の健康にも良い影響を与えます。
「家が寒い・暑い」は、実は体への大きな負担になっているのです。


既存住宅でもできる断熱・気密対策

新築だけでなく、既存住宅でも対策は可能です。

手軽にできる対策

  • 内窓(二重窓)の設置
  • すき間テープによる気密向上
  • 厚手のカーテンの活用

リフォームによる本格対策

  • 窓の断熱改修
  • 壁・床・天井への断熱材追加
  • サッシの交換

補助金制度を活用すれば、費用負担を抑えることも可能です。


まとめ|断熱と気密を知ることが省エネ住宅への第一歩

省エネ住宅を実現するためには、

  • 断熱=熱を伝えにくくする
  • 気密=空気のすき間をなくす

この2つを正しく理解し、バランスよく対策することが重要です。

断熱と気密を高めることで、光熱費の削減だけでなく、健康で快適、そして長持ちする住まいが実現します。
これから住まいの改善を考える方は、まず「断熱」と「気密」から見直してみてはいかがでしょうか。


神戸の住まいに断熱・気密対策が重要な理由

神戸市は、海と山に囲まれた地形の影響で湿度が高く、季節ごとの寒暖差が大きい地域です。
特に冬場は「外はそこまで寒くないのに、家の中が底冷えする」「窓や壁に結露が出やすい」といった悩みを持つご家庭が多く見られます。

これは、築年数の経った住宅に多い断熱不足・気密不足が原因であることがほとんどです。


神戸市の住宅に多いお悩み

神戸市内のお客様からよく聞く声として、次のようなものがあります。

  • 冬になると窓がびっしょり結露する
  • 暖房をつけても足元が寒い
  • 夏は2階が異常に暑くなる
  • 光熱費が年々高くなっている

これらはすべて、断熱と気密を見直すことで改善が期待できる症状です。


神戸市で活用できる省エネ・断熱関連の補助金制度

神戸市では、国の制度と連携した省エネ住宅改修の支援が行われています。
特に注目されているのが、以下のような補助制度です。

● 先進的窓リノベ2025事業(国の補助金)

  • 内窓(二重窓)の設置
  • 断熱性能の高い窓への交換

といった窓の断熱改修に対し、高額な補助金が受けられる制度です。
神戸市内の戸建て・マンションどちらでも対象となるケースがあります。

● 神戸市の省エネ住宅改修支援(年度により内容変更あり)

  • 省エネ性能向上を目的としたリフォーム
  • 断熱改修や設備更新

などが対象となる場合があります。
※補助内容は年度ごとに変わるため、事前確認が重要です。


神戸でおすすめの断熱・気密リフォームポイント

① 窓の断熱対策(最優先)

神戸の住宅では、窓対策が最も効果的です。
内窓の設置により、

  • 結露の大幅軽減
  • 冷暖房効率の向上
  • 騒音対策

といった効果が期待できます。

② すき間対策で気密性を向上

築年数が経った住宅では、目に見えないすき間が多く存在します。
気密性を高めることで、断熱効果を無駄なく活かせます。

③ 床・天井の断熱強化

六甲山系からの冷気や、夏の屋根からの熱を抑えるため、床下や天井の断熱も有効です。


補助金を使う際の注意点

  • 事前申請が必要な場合が多い
  • 登録事業者での施工が条件になることがある
  • 工事内容により補助対象外となるケースもある

補助金を確実に活用するためには、制度に詳しい業者へ早めに相談することが大切です。


まとめ|神戸の住まいこそ断熱と気密の見直しを

神戸市の気候特性を考えると、断熱と気密の改善は「快適さ」だけでなく、

  • 結露・カビ対策
  • 住宅の長寿命化
  • 光熱費の削減
  • 健康リスクの低減

につながる重要なポイントです。

補助金制度を上手に活用しながら、神戸の暮らしに合った省エネ住宅を目指してみてはいかがでしょうか。

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